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たにしのあしあと

絵を載せたり、展示のお知らせをしたり、なんやかんや。 by新竹季次

2015年09月 | ARCHIVE-SELECT | 2015年11月

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新竹に御用の方はこちらからどうぞ。
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パソコンをしょっちゅう立ち上げているわけではありませんので、お返事が遅くなることもあるかもしれませんが(最悪1週間以上滞る可能性もありますが(^_^;;;)ごめんなさい!)、必ず相応の反応をいたします(^_^)/


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個展『ネオテニーは夢を見る〜ねおてにーはゆめをみる〜』

ずっと自分の中で整理が付かずに、記録に残すべきかどうか決められないまま、3年以上経過した個展の記録です。
やっと自分の中でひとつの時代が終わり、落としどころが見つかったのでここに掲載します。
ここにアップする作業をしている日付は2019年1月29日です。

以下の文章は個展が終わって直後に書いたものなので少し今と違う考えのところもありますが、修正せずにそのまま残しました。
人っていうのは愚かな時代を経てそこから何かを学んで歳をとってゆくものなんですね(笑)
(ひとつひとつの写真につけたコメントのみ、現在の書き込みです。)

たいへん長いのと、インスタレーション展示の記録なのでやはり写真だけでは現場の空気は全て拾えていないので、お閑な方のみお楽しみください〜(^_^)

=====================================

会期:2015年10月10日(土)~14日(水)14:00~20:00(最終日は18:00)
搬入設営:10月8日(木)、9日(金)、10日(土)の午前中
会場:大阪日本橋 SUNABAギャラリー 1階2階(全館)使用
撮影:光画社(Jyariさん)、作家本人(ピンぼけ写真は本人撮影です(^_^;))

今回の展示は、主にインスタレーション展示でした。2階の床をぶち抜いて、2階と1階とおしでひとつの作品にしました。建物全体でひとつの作品にまとめた感じです。
ですので、ちょっと無理を言って搬入設営を2日間多くとっていただき、何とか展示にこぎつけることができました。


まず1階はこんな感じでした。
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キラキラと雨の中、“うぱさん”というナゾの生き物が雨の中大騒ぎしているイメージです。

で、2階はこんな感じ。
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2階の穴周辺でたむろっている“うぱさん”たちは、何気に邪悪なヤツらです。
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1階から仲間をお金を餌に釣り上げてお刺身にして食べてしまったり、お酒を飲んでぐでんぐでんになったり、1階から登ってくる仲間の命綱をちょん切って遊んでいたり、首を吊った仲間を見て大笑いしたり・・・最悪なヤツらばかりです(笑)

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ぐでんぐでん。

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おいしくいただきました。

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活け造られました・・・

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下界を覗く悪たれ。

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釣りをエンジョイ中。

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がんばって登ってきたのに。。。

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吊るされました。。。


2階の大きなイメージはもともと自分が書いた文章があって、それに沿って表現した感じです。
以下、その文章です。

====================================

身勝手なカタツムリ 無邪気で自分勝手なアホロートルに囃されて
踊れもしないのに踊り舞う

それが上手く生きる術だと 狡猾な彼らは知っている

雨に依存したどっちつかず
生き残るのは己だけだと 踊りながら仲間に槍を突き立てる

どれだけけしかけられたとて 上手く踊れぬ青蛇は
瞼がない故に 目を瞑ることもできず 目を背けることもできず
彼らの踊りに涙を流す

いつかその踊りを終わらせようと牙を磨きながら
己の業に身を焦がし
ぽたぽた ぽたぽた 涙を流す

流した涙は ぽつり ぽつり と雨になる


踊らされているのはいったい誰?


涙雨の中 茶番劇は続く

無邪気で自分勝手な水の妖怪は
それが茶番とも知らず
水から這い上がることも知らず
その水が蛇の涙とも知らず

純粋でおろかな愛すべきネオテニー
そのあたたかくて残酷な夢から醒めるのはいつ?

====================================

2階は特に言葉で解説するのは非常に困難、です。
今回はものすごく感覚的に空間を作ったから。

ただ、極めて個人的な出来事に対する個人的な感情がベースになっていることだけは確かです。

使ったのは、中華文化圏で神様に供える紙銭、エスカルゴの殻(カタツムリの殻が調達できなかったので代用)、桜の木の枝、大量のガラスビーズやアクリルリングを透明のナイロン糸でつないだものなどです。

何気にガラスビーズをつないでいく作業がいちばん大変だった。。。
(めっちゃ絡まるからね・・・(-_-;;;))

写真からちょっとでも会場の雰囲気が伝わるといいのですが。。。

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〈2階のその他の“うぱさん”諸相〉
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すみっこでナゾの生き物と引きこもり。すみっこで泣いてないでこっちおいでよ。

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まあ、お風呂であったまってのんびりすればいいんじゃない?

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赤い糸に絡まって動けない。はさみに手を伸ばしても届かない。

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薄い本愛好家。


2階は極力光量を押さえて、薄暗い空間にしました。そして、暗い中に床の穴を通して1階から入る光でガラスビーズがキラキラ光るように調整して雨の気配を出しました。

「ミョーな宗教空間みたい」とか、「荘厳な雰囲気」という感想をいただきました。ちょっとそういう宗教空間ちっくなものは狙っていました。ヒントになったのは、ずっと以前に台湾台南で見た、お寺の壁全てに、柱にも、全面隙間なく上から下までびっしりと小さなLED灯明付きの仏様が数えきれないほど奉納されていて、キラキラの謎空間が出来上がっていた風景です。なんだろう、あの圧倒的な空間は、個人個人バラバラに幸せを願うことでも、集まるとこんなにも迫ってくるものがあるのか、とうまく言えないけどものすごく心を動かされたし、あのとき台湾で感じた『個々が、生きるということ・明日を祈ること・“生”を肯定すること』が今の作家活動の原点になっているような気がして、それを私の好きなあの建物の2階の空間でやってみたかったというのもあります。


この床をぶち抜いた穴の上下に配置した“うぱさん”のイメージは、自分がいる場所のよさもわからずに、もっといいところがあるに違いない、と右往左往して、がんばって登って行くけれど、結局そこは地獄だったよ、という感じです。愚かな人の姿を(もちろん、自分のことも顧みて)“うぱさん”をとおしてコミカルに描き出したつもりです。

ちなみに、1階の奥で怖い顔をして絵を制作している“うぱさん”は私自身の分身でもあります(笑)
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〈1階“うぱさん”諸相〉
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蜘蛛の糸。

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蹴落とし合いを下から煽る。

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蜘蛛の糸が切れちゃいました。

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事故現場。死にかけてるやつを棒でつんつん。

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ぐえええ〜

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死体収容。

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たすきには「治安維持」「くさいものにはフタ」。(うまく写ってません。。。)

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事故現場で記念写真。

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天からぶら下がったお金が欲しくて大騒ぎ。
踏み台に使われる広辞苑。本来の用途はどこへ?(広辞苑もミニサイズで作りました)

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金に釣り上げられました。

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拾った宝物、結ばれた赤い糸は切れていました。。。

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ひとりすみっこで地面に落書き。ひとりぼっち。でも幸せ。


生きること、よりよい明日を求めて右往左往する姿は愚かであると思います。滑稽であると思います。エゴイズムだとも思います。
また、個人の執着に絡めとられて争い悩み苦しむ、あるいはそのことにすら気付かない、大人になりきれないネオテニーの姿はみっともないと思います。
でも、それでいいのだとも思います。その姿が愛おしく思います。
愚かであることが、人が人である所以であり、私たちはみっともないネオテニーだからこそ、誰かを本気で求めて愛おしく感じるのだと思います。
(注記:このくだりはこの文章を描いた当時の考えです。現在は少し違う考えを持っています。2019.1.29)

毒を含みまくりの“うぱさん”の姿ではありますが、これは私なりの『生きることの肯定』の表現でもあります。



この展示では、こちらの予想を上回る数の方々にご来場いただき(ざっくりとしかわかりませんが5日間で確実に80人以上はご来場されました。知名度のない作家の、ごく普通の貸しギャラリー(失礼っ!(>_<;;;))での展覧会にしては上出来だと思います。)、また、通りすがりの方や特に通りすがりの小さい子供さんに大好評だったのがとても嬉しい出来事でした。
おそらく、大規模なインスタレーション展示はこれが最初で最後になるとは思いますが、とても手応えのあるいい展覧会となりました。

また今回の設営には、日頃お世話になっている写真スタジオ運営の光画社さんの全面的なご協力をいただきました。本当に本当に、ありがとうございました。そして、2階の床をぶち抜くという非常にやっかいな展示方法にOKを出して下さったSUNABAギャラリーオーナーの樋口さんにも、本当に感謝しております。

作家仲間、場を提供してくださるギャラリーサイドの方々、そしてわざわざ会場まで足を運んで下さる鑑賞者の方、いろいろな方の支えがあっての表現活動だと痛感しています。私は作家としてまだまだ至らない点も多いですが、今後もじっくりと精進しますので、みなみなさま、今後ともどうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m

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個展終了いたしました。

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個展、無事終了いたしました。
ご来場いただいた方々、関係者の方々、本当にありがとうございました。
また、設営・撤収に協力して下さった光画社さん、こちらのご協力がなければ今回の個展は成功しなかったとも思います。本当にありがとうございました。

また個展の記録はおいおい、アップしたいと思います。
まだ全然整理できていないので・・・(^_^;)


さて、とりあえず今後の私の作家活動についてですが。。。

今までは基本的に、何か参加する展示を決めてからそれに向かって制作する、という形をとっていました。締め切りや作品サイズの制限などがある状態で描いていた感じです。
ですが、今後はとりあえず描きたいものを何の制限もなくのんびりと描きたいように描いて、条件的に参加できそうな展示があれば申し込む、という形に変えていこうと思っています。展示ありきの制作ではなく、作品ありきの展示発表に変えたいと思っています。

理由としてはまず、自分の体調(及び精神的な問題)はどうやら、のんびりとしていたら大部マシになるということがわかったことにあります。そして今はもっとよくなるのを目指して療養したいということ。締め切りに追われて制作をしていると、どうしても追いつめられることが多く、精神的に負担が大きいです。
また、ゆっくりと社会復帰もしていきたいと考えています。ですが、自分の体力的に仕事と制作のいきなりの両立はムリがあると見ています。ですので、とりあえず制作の方のペースを落としてしばらくは社会復帰に重点を置こうと思っています。

理由その2。ここしばらくで、制作についての考え方がかなり変わってきました。
私にとってはですが、いい作品を創るためには締め切りなどの時間の制限が足枷になると判断しました。搬入前日に徹夜をして仕上げるということなどにも大きな疑問があり、そのような制作態度を見直したいとも思いました。
ギャラリーに出入りするようになるまでは、1年に(20号以内のサイズを)2作完成させる程度のペースで描いていたのですが、いろいろ公募展にお誘いいただいたりするようになり、1年の間に描き上げる作品数もずいぶん多くなりました。でも、それと反比例するように作品に対する誠実さや真摯な制作態度がなくなってきたように感じています。未完成で展示に出すということも増えました。そういったいい加減な態度は、必ず、作品に出ます。自分の中で“これが代表作!”と胸を張って言えるものが最近の作品にないというのが何よりの証拠であると思っています。よりよい作品を創るためにも、発表するペースも見直そうと思っています。

理由その3。ぶっちゃけると、私の中でガツガツ作品を制作して勢い込んで発表することの価値が下がった、というのがあります。何だろう、うまく言えないのですが、人生それだけじゃないと思えるようになった。作品を創るために私がいるのではなくて、私の生活の一部に作品を創ることがある、という感じに考え方が変わったというか。例えば、うまく描けなくて精神をすり減らして頭を抱えて苦しんでいるより、そんな時間はどこかの喫茶店でアイスクリームでも食べている方がよりよい時間の過ごし方だと思うようになったというか。もっと具体的に言うと、制作に追われて部屋の掃除する時間もとれずに、とっ散らかった汚い環境で生活することに嫌気がさしたんです(笑)もっとちゃんとした人間らしい生活を送りたい。しっかり地に足をつけて、その上で作家活動を続けたい。

言い方は悪いかもしれないけれど、今まではいわゆる“中二病”思想で作品を創っていたんだろうな、と思います。“絵を描くことに人生を捧げている自分”に酔っていたのかも。ふと気が付けば、いつの間にか“中二病”の時期は終わっていてリアルに日常を見つめるようになったように感じています。(いや、三十路半ばにしてやっと卒業したというべきか・・・遅すぎ(^_^;;;))
まあ、絵を描いている限りは、完全に“中二病”卒業ではないような気もしますが・・・

と、ダラダラと書きましたが、今後もゆっくりペースで制作は続けると思いますし、ちょこちょこと忘れた頃に発表はすると思います。どこかで私の作品を見かけられた際には、『ああ、まだ描いとるなあ、生きとるなあ、』と思っていただければ幸いです。

とにもかくにも、この個展は終着駅ではありません。
今後もいろいろ右往左往しながら一生かけて作家の道を進んでいくことと思います。
どうぞ今後ともよろしくお願いいたしますm(_ _)m

| お知らせ | 19:22 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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個展始まります!

いよいよ明日から、個展『ネオテニーは夢を見る〜ねおてにーはゆめをみる〜』始まります!
明日10日から14日、14時から20時まで(最終日は18時まで)、大阪日本橋にありますSUNABAギャラリーさん(http://www.kcc.zaq.ne.jp/dfyji500/sunaba/index.html)にて開催です。

ねおてにー表面
ねおてにー裏面

インスタレーションがんばりました!!すごいです!!
ひとえに写真スタジオ運営の光画社さん(http://www.takoland.com/kougasha/)のご協力があってのことです!非力な私はほとんどちまちました作業をしただけでした(^_^;;;)!!本当にありがとうございます!!

これからまだ明日の開場前の最終調整に向けての準備をします。
最後の一息がんばります!

ぜひぜひ、がんばったので遊びにいらしてください!



“5日間だけのせつなの夢を、あなたもいっしょに遊んでくれませんか?”

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